今日は6月21日 夏至の日 です。
ご存じのように1年で一番日照時間が長い日ですね。!
ハーブティでよく飲まれるセントジョンズワートというハーブは
昔から夏至の日に収穫すると最も治癒力が高いとされてきました。
「サンシャインサプリメント」と呼ばれ、落ち込んだこころに明るさを
取り戻させたり、季節性の感情障害や更年期などの抑うつなどに役立つと
されています。
科学的研究でも明らかになっているようですが、セントジョンズワートの
鮮やかな黄色の花にはちょっと変わった秘密があります。
繊細な花びらを指でこすると、「血」を流すといわれます。
「血」のように赤いこの液体は実は花びらの縁にある油成分で
ヒペリシンなどの成分です。
セントジョンズワートの抽出油では赤い色のついたものが売られています。
ヒペリシンは太陽をしっかり浴びる程、抽出されると言われ
冒頭の夏至の日の収穫がよいとされる所以です。
又、古代は「血をながす植物」は偉大な力を持つとされ
聖ヨハネの誕生(6月24日)の頃に花を咲かせ、斬首された
(8月29日)に血を流すという事からセントジョンズワート(聖ヨハネの植物)
と言われるようになったそうです。 面白いですね!!
=セントジョンズワート=
・学名 Hypericum perforatum
・和名 セイヨウオトギリソウ
・科名 オトギリソウ科
・使用部位 開花時の地上部
・作用 抑うつ 消炎 鎮痛
・適応 軽度~中度のうつ、月経前症候群(PMS)創傷
・安全性 クラス2d
・補足 2000年5月10日、厚生省(当時)は一部の医薬品との
併用で薬の作用に影響するとして飲み合わせには注意と発表。
インジナビル(抗HIV薬)ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン
(免疫抑制薬)テオフィリン(気管支拡張薬)ワルファリン(血液凝固防止薬)
経口避妊薬
※日本で販売されているハーブティは食品のランクで安全とされていますが、唯一セントジョンズワートは国で注意事項をだしています。
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